初めてヨーロッパで運転をしました
差出人 : 南部辰雄 <landscape@n.email.ne.jp>
宛先 : Dear my friends
送信日時 : 2000年 5月 11日 木曜日 6:03 AM
件名 : 初めてヨーロッパで運転をしました。

家田のレスに書かれているように、このメール群は
自分自身のための備忘録だろうと思います。
そしてこれらのメールを打ったことで
これまでそれについて語り合うことがなかった
皆さんのパリ体験、パリへの想い、
そしてダリの最期の棲家への想いなど
お聞かせいただいたことを、とても嬉しく想い
且つ 感謝しております。

さて、今日はとても悲惨な一日になりました。

しかしとりあえず、
やっとの思いで転がり込んだホテルで
メールをチェックし、
帰国日の翌々日のスケジュールについて
お問い合わせのメールを開いたとき、
インターネットの活用について
期待通りの展開をはじめたことに、
正直 飛び上がらんばかりに喜びました。
勿論、バリバリに使いこなしているビジネスマンは
タクサンいらっしゃるでしょう。
しかし僕にとって、この旅行でのインターネットは
将来、世界の何処にいても
国際電話でも、ファックスでもないモバイルな環境を
インターネットを使うことで獲得できるか?
という実験でもあったのです。

今日、初めてヨーロッパで運転をしました。
初めての左ハンドルマニュアルミッションのレンタカー
方向音痴の妻のナビゲーション
細い道を80キロ近くで飛ばす車たち
そこかしこにあるロータリー式の交差点
僕の頭は、メモリーでは足らず、
ぶんぶん音を立てて
ハードディスクを回しつづけていました。
そしてその結果は、高速道路をひた走り
エクサンプロバンスはもちろん
プロバンス地方全体を一気に駈け抜け、
なんとスペイン国境までたどり着いてしまったのです。
フランスはパリで道草を食ってしまったので、
まあこのあたりで切りをつけ
ひどい雨降りでもあり
妻のかねてからの希望であるカダケスへ一路!と思いきや
その20キロほど手前の町で
精魂尽き果て、ホテルに落ちてしまったのでした。
予定も予約もない旅だからそれが出来る、
とポジティブに採ればとれます。
無計画な当てずっぽうの旅と言われればその通り。
明日はカダケス!と言いたいが
今日のような変更があるやもしれず・・・
とりあえず明日もヨーロッパにいます。
写真はすべて、クリックすると
大きく表示できます!!!

シンガポール、チャンギ空港から

Parisにて

彼女とパリの百貨店の食料品売り場で

5月9日 

町も彫刻もFRPで出来ているわけでもない 

そ・れ・ら・し・い 写真ですが!

初めてヨーロッパで運転をしました。

「心の磁石の赴くままに」

トゥィンゴを走らせるのでしょうか?

ラマンチャの繋ぎ写真

「マルセリ−ノの歌」

15畳ぐらいのリビングルーム

ずっと旅人でいたい

ベンガル湾の夜の雷雲

旅行者として写真を撮る方法。

ちゃんと写真撮れてるかな?