7/18/2003更新    今週のポラ08 <良い写真?より いい娘!>

まだまだ続くアルバム写真の日々
今週はいろんなライティングで撮った
アップショット・バラエティー!
この4人のうち3人は奥様モデル
もう一人はピッカピカの
2001・水着メーカーイメージガール
そして来年は某ビールメーカーの
イメージガールに決まった娘!!
さあ、どれが誰だかわかりますか?

実は、奥様モデルをどう撮るか
そのライティングのことを書こうと思って
選んだ3枚だったんですが
そう、その3枚のライティングは
すべて変えてあるのですが
なんだか話題がそれてしまって・・・

「良い写真だね」といわれる写真ではなく
「いい娘だね」といわれる写真が撮りたい。
これ、ずっとアルバム写真で考えているコンセプト。
自慢話みたいで恐縮なんですが
ボクの撮ったモデルのプロモーション写真、「良い写真ですね!」と時々言われる。
それはある意味、失敗なのです
「この子、いい娘ですね!どこのモデル?」といわれる写真を
撮ることがボクの「仕事」。

今年は徹底的にやる、妥協はしない。
前半で撮った何人かの人達にはボクから再撮を申し出た。
理由は、セッティングをバージョンアップしたから、
バージョンアップしたセッティングで
よりよいパフォーマンスが出来るであろう人には
ボクから再撮をお願いしている。
ボクをカメラマンとしてリクエストしてくれた人達への仁義かな?
きっかけを作ってくれたのは、A社の千春さん
今日、手作りのレモンケーキをもって、プリントの依頼にやってきた。
彼女を撮ったことで新しいセッティングを見つけ
そのセッティングならば、他の人ももっとよいパフォーマンスがえられる確証を感じた。
彼女にはとても感謝しています、こういう子に出会えた時は至福かもしれない
勿論、そのライティング(凄く新しいわけでもないんですが・・)を
彼女のためだけに使うというのもひとつの選択ではあるのだけれど・・・
それぞれの人達に、ボクなりの想いはある、それぞれの愛?
「愛のある写真」が今年のテーマですから・・・魚ちゃん頑張ってるかな?

昨夜は気持ちよく酔った勢いで
「魚ちゃん頑張ってるかな?」の後、仕事中の魚ちゃんに電話してしまった。
もう夜も11時ぐらいだったと思うが
彼はモデルを連れてプリンセスガーデンホテルへ向かって歩いていた。
誤解しないでください、ロケ撮影のためにそこへ向かっていたハズ?!
で、そんな機材を持って歩いている彼に
酔っぱらいの南部は
「いいセッティング(ライティング)が出来たのでとても調子良い」と調子よく喋っていた
魚ちゃん曰く、「ライティングじゃないよ!」、

そうなんだ、ボクはどちらかというと「愛」を忘れて
装置にこだわってしまう。
もう10年近く前になるが、写真家・五味彬のYellows風自然光を完成した時
これで誰でも、誰をでも、それ風の写真撮れると思ったモノだった。
その何年か後
ベネトンのカタログを撮っているトスカーニ風ライティングを完成した時にも
写真屋は設備産業だと思ったモノだ。

・・・ああ、しかし、仕上がりを見ていると
「んーん」と思ってしまうこともある。
撮っているときはいいつもりでやっていても、結果がよくないこともある。
千春ちゃんは綺麗に撮れても
同じセッティングで「んーん」と唸ってしまう写真もある。
ま、でもね
モデルちゃん達のフェロモン被爆を受けながら
「愛して」写真撮って
仕事が終わって、美味しい酒を飲んで、幸せすぎる10月を楽しんでいます。
カメラマンをやってて よかった!
美味しい酒を飲める一日を終わることが大事なんですね、きっと。

結構、疲れるけど、今年はやるぞ、やり抜くぞ!
何を? 勿論「愛ある写真・アルバム写真」
去年は今頃、パリで遊んでたから・・・

そうそう、パリといえば

"Hiromix Pris" これ、ギャラリーで売られていたHiromixの最新写真集
ああ、何というかっこいいタイトル!書体がまたかっこいいんだ
ボクはめろめろになっています。
先週予告したように、ボクはHiromixの写真展というよりサイン会に行ってきました
目的はHIromixとボクのツーショットを撮りたくて!

レフ板と一眼レフを持って見に来ている若者達になんだか腹が立って、
Hiromixファンと思しきギャラリーのボランティアの若者達の
あまりの要領の悪さにも腹を立て
そしてなにより
僕も昨年パリで撮った同じ場所のHiromixの写真に深いショックを受け
逃げ去るように帰ってきました。
おじさんPhotographerはヒロミちゃんとのツーショットを撮るどころか、
サインをもらう列に並ぶことも出来ず
身の置きどころさえ見つけられず
逃げるように帰ってきたのでした。

Hiromixの視神経から入った刺激は
脳内の考えるという部分をほとんどパスして
カメラを持った手に伝わり、
何の躊躇もなくシャッターを押す指に伝わっている!
僕の撮りたかった空があった、飛行機雲もあった
そして色があった。

今更、Hiromixフォロワーになろうとは思わないが
「生な写真」が少しわかりかけてきました。
感じた時に感じたことを考えずに実行する
「考える」ということの中に不純物がある、非妥協的にやるべきです。
「今週のポラ・バックナンバー」に戻る

Topに戻る