「今週のポラ_79、遺影とミュージカル」
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遺影である!?、、、彼はまだご存命だが。
父のいとこに当たる、88歳の紳士。
、、、源氏以来の家系を守る「南部本家」の御当主である。

ほとんど、親戚付き合いは途絶えているのだが、昨年の今頃お電話を頂いた。
分家筋の放蕩息子(=僕のこと)が、写真を生業にしていると知って、
ご自身の遺影撮影のご依頼だ。

昨年は、スタジオ撮影でフィルムを使ったモノクロプリント
(もちろん、ミュージアム品質のアーカイバルプリント)を作った。
その時から、もう一度お住まいの近くで
「スナップを」というお話を聞いていたのだが
お互いのスケジュールが合わず、
一年後(先月=10月末)に実現したというわけである。

今回のスナップ編は、デジタル撮影、、、
レンズはツアイス神ご降臨のプラナー55mmF1.2。
カメラは、来春には新型に買い替えたいと思っているが、
現状当社最高性能のEOS1Ds(無印)とうやつだ。

まぁ、そんなことはどうでもいい、、、
要するに力が入っているという意味である。

そして、仕上げは画材紙に顔料インクプリントはもちろん、
絵画化というテクまで使ってしまった。
この写真で、それ解るかな?

実は「これ」、結構気に入っていて、
絵画化を含む「遺影撮影」を
ビジネスに出来ないだろうか?と考える、、、今日この頃。
おひとつ、いかがですか?そこのあなた!!

鈍感で、厚顔な若者(南部の言う若者とは、30歳ぐらいまでを含む)に

腹を立てることが多くなったのは、僕自身の「老い」の証拠なのか?

先月あたりから、そんなことが多かった、、、ほとんど仕事がらみである。

ロンドンのミュージカル・チケットをネットで入手、、、今では当たり前のことかもしれないが

PDFで配信された「それ」をプリントアウトした時は、えもいえぬ感動=下の画像、若干ボカシ

4泊5日の旅行で、4本のミュージカルを予約。

午後4時に、ヒースローに到着し

7時半から始まる「シカゴ」を観るというのも、リスキーなプランではある。

マチネ(昼公演)を含め、一日2本立てなんて話もあったが、さすがにやめた。

同じく、2時半からの「レ・ミゼ」マチネを観て、8時発の飛行機に跳び乗るリスキーなプランもやめた。

なので、初日の「シカゴ」、

翌日曜日には、(日曜日でも)ほぼ唯一やっている「ライオン・キング」

3日目は、メインディッシュ?=「オペラ座の怪人」、

奮発して相当いい席(STALLS, row H, seats 28-27)だ。

5年前に観たときは、たしか、UPPERのHぐらい、15〜6番だった記憶、、、

当時の円高もあり、¥3000ぐらいだったが。

4日目、「We will rock you」という、エンタメ系のラインナップである。

候補に上りながら、あきらめた演目は

「レ・ミゼラブル」と、「ビリーエリオット」、「レ・ミゼ」のサインボードはなぜか目に焼きついている。

本当は、「CATS」も観たかったが、すでにロンドン・イーストエンドでの公演は終了。

それがあって、ニューヨークにも魅かれてはいたんだが、、、、