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もう何年、年賀状を作っていないことだろうか?
年賀状を頂いた方々には、この場を借りて無礼をお詫びをさせていただこうと思う。
10年ほど前から、この時期に何か展覧会とかイベントを企画し、
その御案内を、新年の挨拶に代えさせていただいていたのだが
もう数年、何もしていない。
もう一つ、住所管理ができていないというのも、怠慢だが大きな理由である。
今年は、数年前から使っているMac上での住所管理ソフトからウィンドウズに移行
名刺整理もかねて、やってみるか?とは思っている。
この花の絵画調、実は毎年親戚向けだけに作っている年賀状の画像である。
ホー・チ・ミン市デ、出発まじかに立ち寄った雑貨店店頭に飾られていた蓮の花。
気分よく撮影させていただいたのだが、そこで買ったものは
日本円で¥10の箸を2膳、¥20の竹のランチョンマットを一枚・・・まったく!
まだ、2週間ほど前に撮った写真(絵画調に加工)だ。

昨年末、NHK-BS2で「冬のソナタ」完全(原語、字幕版)版を10日間ほどにわたって放映していた。
遅ればせながら「はまった」のだった。
見逃した1〜3話までを原語で見ようと、DVDを借りて来た。
DVDを見るために、プレーヤーまで買ってしまったのだった。
しかし、あの荒唐無稽で、ディティールの曖昧な登場人物設定、強引なストーリー展開。
連続ドラマの文法だとは思うが、毎回やってくる逆転劇・・・19回辺りでは、うんざりしそうだった。
結局、まったくリアリティのないドラマを成り立たせていたのは
ユジン役=チェ・ジュウの演技のリアリティが、全体の「アホ臭さ」をカバーしてしまうほどの力があったから?
・・・と思うのは、ヨン様族オバサマ達に負けず劣らずの
チェ・ジュウ大好きオヤジの戯言か?

「好きこそモノの上手なれ」・・・は
自分を励ますための「標語」である。
好きが一番、自分で好きになれない写真を
(ディレクターやクライアントの要請であっても)
撮っていてはいけない。
これは、職業カメラマンという仕事を
自己実現(写真家)に近づける方法だと思っている。
そして「自分の好き」を鍛える・・・・それが表現者の方法だ。

この歳になって、こんなことに気づいているから
「数字」が出ていないことは、反省しながら自覚している。
しかし楽しく暮らしているとも言えるね
広くて楽しいスタジオと豊富な機材に囲まれ、一人「遊んで」いる毎日!
仕事も「遊び」に出来ている代わりに
「数字」を叩き出せてないというところだ。
年末にした仕事のひとつに
ある芸術系大学の案内冊子があった。
その中で、ある著名な(広告系)写真家を撮った。
すでに70歳を超えた彼の最近の写真は「好奇心」がいっぱい。
見習うべき「何か」を感じさせる人だった。
では皆様、よいお年を!

夏が終わり、
僕にとっては、
「平日の午後」温泉の季節がやってきた。
この温泉、隣はプールに遊園地。

・・・はやく、お家に帰りたい?