94

南部辰雄の肖像写真館 '94　（HCLサロン）
肖像写真館の'94バージョン。
この年はカラー、新しい光の中で撮る。
翌年も写真館は催すが、写真展はこれが最後となった。

96

「過ぎし光、去りし時，スペインの影」個展
〔ギャラリー手児奈）
広告写真に使えるカラーの風景写真を撮ることはやめようと
思って、モノクロのフィルムだけを持って旅に出た。
今振り返れば、それは構図的な実験。'86撮影。

96

”パノラミック　ツーリスト　イン　ハワイ”個展
（クロスギャラリー）
突然に、意図することなく手に入った
ハワイ行きのパック旅行のチケット。
グループツアーの客として、ハワイを訪れ、
手にしたカメラはスピンタイプのパノラマカメラ。
フィルムは植物力を写し取る赤外フィルムを装填
自動書記のように風景を撮る。
写真は、感性を自動書記する技術であってほしい、
観念のイラストレーションであってほしくはない。
スピンパノラマと、赤外フィルムという仕掛けを使って
自動書記したハワイ！！

97

”パノラミック　ハワイ”　のシリーズ　アサヒカメラに掲載

97

「十二葉のスペイン」個展　　（クロスギャラリー）
96年の「過ぎし光、去りし時，スペインの影」から
選びなおした作品展。
印画紙と調色も新しい技法に挑戦。

97

"Diary" 個展（"97東京写真月間　参加）
(青山ホカリファインアートギャラリー)
まさに日記的写真。
'94の終わり、僕は恋に落ちた。
そこから始まった、人生の中でよくあるお話。
毎日のように、そして片時もカメラをはなさず、
この記憶を撮っておこうとした日々だった。

2000

「光の備忘録」個展　　（アートコレクション中野）
Diaryに続く、日記的な写真群。
モチーフは雲、植物、光跡、影つまり光の備忘録

2000

演劇NET2005「都市の幻想・地の幻想」映像作家として参加（名古屋市美術館）
幼稚園でのキリスト誕生劇以来の舞台にも立った。

2001

「乱調ラ・マンチャ／正調パリ」個展　（アートコレクション中野）

2000年5月パノラマカメラをもって
スペインの風車を撮りに出かけたドン・キ・ホーテ南部は
旅の途上、初めて訪れたパリで
その町に恋をしてしまいました。
この写真展は、わずか4日間の”パリ”とのランデブーと
ルノー・トゥインゴで駆け抜けた”ラ・マンチャ”の
光の備忘録です。

2001

Nambu_WEBサイト公開
これまでの写真群を再編集しながら続々アップ中