今週のポラ34 <久しぶりにケミカル>      5/31/2003更新         

2枚のポラがあるでしょ?
上のポラ、モデルの頭の上、額に黒くリング状に写ってるモノがあるでしょ?
あれはこの写真を撮るのに使ったリングストロボが写り込んだもの
明る過ぎて、黒く写る、これ前にも書いたようにポラの癖なんです
これをポジで撮れと言われても、出来ません!

本当ならば
この撮影に関係したことを書くべきですよね、
ところが今僕の頭の中には、そんなこと何もなくて
ここのところ時々書いている、
加齢による、感性と肉体の変化
そして、眠るためのアルコール依存・・・なーんて書くと、
結構病んでますよね
というわけでもありませんが、
雲ばかり撮っています
飽きません、このごろの雲!
といっても、「今週のポラ」毎週「雲」じゃぁなっと思ったり

少し関係ありますが、一昨日かな?
操上和美という70年代から80年代にかけて大好きだった写真家の
プライベートなスナップをまとめた写真集を買いました
彼はかっこいい写真をまとめるのが上手すぎて、
シリアスな心象風景を撮っていても
何処かで見たことがある、誰かの作風に似ている写真になってしまう!
アラーキーとの対談が付録でついているのだけれど、
かみ合ってない。

この半年
すっかりデジタルカメラに夢中になっている南部ですが
毎日それを持ち歩くには
今 僕の使っているEOS-1Dというカメラ、重すぎる。
そこで小さめのデジカメをもう1台欲しいと、ずっと考えているのです
とっても小さな(コンパクトではありません)やっぱり一眼レフ
フィルムなら、
CONTAX-G2というお気に入りの小さなカメラがあるのですが
あのぐらいのサイズで
一眼レフではないタイプのデジカメで
僕の欲求を満たしてくれるカメラは
今まだ、世の中にありません
カメラに興味のない方には解らないお話になってしまいますが
僕が「虎視眈々」狙っているのは
シグマというメーカーが発表した(発売日は未定)
小さめの一眼デジカメ
理由は二つです
一つは、そのカメラが使っているフィルムにあたるセンサーが
これまでの常識を越えた、論理的にはケミカルのフィルムと似た
色の分解構造を持っていること
その新しいセンサーを使うことによって
今、世の中にあるほとんどのデジカメが使わざるをえない
わざとレンズ本来のシャープネスを落とすローパスフィルターを使わないこと
そして、これは今後のサード・パーティ(アダプター屋さん)の
企業努力を待つ必要があるのですけれど
そのカメラには、アダプターを介して、CONTAX用ツァイスレンズを
多分、使えるであろうこと。
そう、ツァイスレンズが使えるコンパクトな
そして多分 安価な
そのカメラのことばかり、考えていた今日でした

「今週のポラ・バックナンバー」に戻る
南部にメール&エールを送る