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最近、写真について、いろいろ考えるのだが
(いつものことだろ?って、突っ込みはナシね)
なんだか、イイ感じで、いってるのね、
つまり、
先週は、モノクロやって、いい気分。
今週は、小林千春(アリス所属)谷口チカにメイクしてもらい、
衣装は久野さんにお借りし、
コーディネートは杉浦みどり(アース・ルーム所属)が担当、
そんな、南部主催の「フォトセッション」なんかやったりして・・・
おまけに、
東田君(老川スタジオ)が、
撮影をお手伝いしてくれるという、贅沢までさせてもらった。
結果は、ま、そのうちココでもお目にかけようと思っているが
とりあえず、写真をイジクッテ、
どう仕上げていくか?を考えている途中で
ついつい、絵画化遊びなんかに、ハマッテしまった。
その「絵」を、
(いっしょにやってくださった皆様には、フライング気味だけれど)
「今週のポラ」にしようと思ったり・・・・でも迷ったり
その日は、
四つほど、服を買え、シチュエーションを変えて、撮ったわけ、
僕の一番のお気に入りは、
白いブロックの部屋の壁で、
リングストロボを、「生で」あてたシリーズ

付録:
モデル・人物撮影のとき、言葉で指示するのは
極力、具体的な動作を指示するよう、
心がけている。
たとえば「アンニュイに」とか、「楽しそうに」とか
言わないようにしている。
「どこそこを見て」という指示、
「笑って!」という代わりに、「笑顔ちょうだい」あるいは「真顔」と言うようにしている。
言い方を変えれば、
名詞で指示を出すようにしているのである。
自分自身に、それぞれの言葉を当てはめてみてください!
「笑って」と言われて、「笑えるかよ!・・・」と僕は思う。
「楽しかったことでも思い出して、思い出し笑いをして!」と言っていた時期もあるが
それも結構難しい・・・
何が楽しかったのか?考え込んでしまうんだなぁ。
「彼の顔を頭の中に浮かべて!」とか言ったほうが、
彼女(モデル)は、具体的なアクション(脳内だけでも)に向かいやすいと、
僕は思っている。
「何処そこ(具体的な場所をさして)を見て」と言うと、
そこを見ようというアクションを起こしながら
いらぬ演技をする余裕を失うだろうと、
僕は期待している。
その、素の表情を僕は撮りたいと考えている。
基本的には、演技する余地を奪いながら、
日常の(素の)行動を誘い出すように、言葉の罠を張る。

今週のポラ、55<山口君のイラストにおんぶしてもらおっと>「今週のポラ_58」は、絵画調その2