今週のポラ33 <ポールのパンは美味いか?>      5/31/2003更新         

この写真をポリエステルの吸湿・即乾のちょっと高級なTシャツに
染め付け転写してくれるウェブサイトがある
実は、今さっきボクはその染め付けプリントのTシャツ注文したばかりである
何なら、あなたもそのサイトでこのTシャツそのものを買うことさえ出来る
自分で写真を撮る人、絵を描く人、ペットの写真のTシャツを着たい人
そんな人たちのためのサイトである
http://www.cuatro-j.com/
同時にそんな人たちのTシャツ・ギャラリーにもなっている

この写真はポールのパン
ポールのパラフィン紙の袋に入ったパン・ミー

このごろのパン求道、始まりは2年前
パリ16区・パッシーの北
五差路の角から3軒目ほどにある
コ洒落た
パン屋で
毎朝、買ったパン・オ・レザンだった

タイガー・カフェのパン・ド・ミーと
味比べしようと買ってきた
パン・ミー(とポールの名古屋店ではそう呼ぶ)
スタジオに泊まることにした夜
妻がスライスしたその一枚、ポールの紙袋に包んで
もたせてくれた

リヨン出身のご主人(いつも黒いベレー帽かぶっていてかっこいい)が
パンを焼くBLANC_PAIN (052-763-1131)では
クルミ、レーズン、チーズを焼き込んだxxxフロマージュが美味いと
妻は言う
両方の先がとんがった天然酵母のバゲット、これもいい
これ、すこししか焼かないせいで
午前中も早いうちに、sold-outすることも多い

タイガー・カフェのパンとは言えば、
夏場には売らないが
クリーム状にすりつぶした、ピスタチオを焼き込んだデニッシュ
ボクのフェイバリットは
食パンと呼んで売っているパン・ド・ミー
きつね色ほどに深くトーストしたそれに、
「四つ葉バター」の有塩モノをたっぷり乗せて食べる
コーヒーは深入りの濃く入れたモノに、
これまた、たっぷりのミルク

・・・20年ほど前、
カリフォルニア・南部とか
デニーズ大好きと言われたボクは何処へ行ったんだろう?

一昨日のお昼は
白亜館が新しくオープンするクラブ・アッシュの井上シェフが
撮影用料理の材料で作ってくれたフレンチ
昨日の晩飯は
本郷のスタジオから北のほうへ
歩いて10分ほどのところにある「くろむぎ屋」
辛味大根の蕎麦と、
静岡は由比で水揚げされた、桜エビのかき揚げ、塩で食べる
これ、美味しいだけじゃなく、キ・レ・イ
今度写真に撮ってお見せしよう!

美味しいモノ、まだまだある
やはりスタジオから歩いて2分のスパニッシュレストラン「ダリ」の
土鍋のパエリヤ(特に秋の栗入り!)
もちろん!夏だけのガスパチョも、
いつも美味しい、人参サラダもはずせない!
自慢の直輸入「ハモン・イベリコ」の黒豚の生ハム
(さしがいっぱい入ったフィレの生ハムが特に!)
アランフェス(協奏曲のあのアランフェス)目抜き通りを南にすこし入った
闘牛士御用達=カサ・デ・パブロの「それ」には
今、一歩かなわないけど
赤ピーマン・魚のすり身詰め、トマトソース煮

この店のソパ・デ・ペスカド(魚のスープ)は絶品だった
そしてスペインのレストランでは
まずソパ・デ・ペスカドを注文すると良いと聞く
その味がそのレストラン、すべての料理のベースになっているから!

ああ、忘れるところだった・・・
東に歩いて1分、ビストロ「アンジュ」の
ガーリック・トーストと鰯のケーキ風
そして
車で南に10分、「吉鮨」の穴子と鯖の松前

困ったな・・・胃袋は
ひとつしかないのにネ

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