7/27/2008更新
「今週のポラ」 vol.04
「傾いだ十字架」 

このポラは仕事ではない、さっき撮った。
よく晴れた今日の夕方、スタジオの外階段の手すり
夕陽を受けて・・・十字架に見えた、少し傾いだ十字架、鎮魂の十字架?
いや、尖った先をしたに向けている「ダモクレスの剣」かもしれない
この数日、ずっとモヤモヤしている
あの夜はNEWSに釘付けになりながら
煙を上げるペンタゴン、ビルの中に消えていく飛行機のTV映像をカメラに収めた
この日、この時にボクはそれをTVで見たという記憶・記録として・・・
コンテンポラリーフォトグラファーという呼び名が使われるようになった70年代
そういった方法は一つの表現手法として確立された。
1969年だったと思うが
アポロ?号のアームストロング(強腕と訳す?)船長が月面に降り立ったTV画面を
東京・山谷だか、大阪・尼崎だかの路上でとらえた写真があった。
森山大道が撮ったモノだったかもしれないが、忘れた。
モヤモヤの原因は「正しい」戦争が始まりそうだから?
「関係ない」と言ってしまえば、関係ない。
それが2001年、日本における正しい生き方かもしれない。
ここにミサイルかB-757でも落ちてくるまでは・・・

  • テロルの狂気、戦争の正気
  • ムスリムの正義、クリスチャンの正義、ボクの正義は?
  • テロリストには動機がある、動機こそが罪の源ではないか?
  • テロリストを何千人殺しても、タリバンのアフガンを焼き払っても
    動機がなくならないだろう
  • もしかして、恐怖がテロルを押し潰すかも・・・
  • 病巣を取り除く外科医は、正義か? ボクのアトピーはステロイドでは治らない。
  • 動機の背景を形成しているのは、多分 彼らの不自由
  • 冷戦終結後の軍事力を背景にした政治的な横暴、何処でもリモコンでトマホーク
  • 自由の国!アメリカ!!
  • アメリカ人に罪はない?その生活を享受していること自体が共犯者である
    この論理、高校生の頃聴いたことある。
  • 京都プロトコル問題は端的にブッシュの立場を表している
  • 地球環境の敵でもある、アメリカの浪費、アメリカの怠惰、自由の国アメリカは広い
  • ともに繁栄を謳歌する日本で生きることも・・・?
  • 死生観
  • 意志的な十数人の死、意識する間もなくやってきた数千人の死、
  • 快適なベッドの上でチューブに繋がれた植物的な生
  • ニューヨークの事件など知る由もない辺境の地で毎日起きている飢餓死、エイズ死
  • 数十年のスパンで考えれば、その死に意味はない、つまり早いか遅いかだけ。
  • 一番確かなことは、人間は(ボクもあなたも彼も彼女も)死ぬということだ。
  • しかしその数十年の生こそが生、生とは意識が肉体に乗って過ごす「時間」の意識?
  • 意識する間もなく「時間」を奪われた数千の意識

    ボクにはわからん
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